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元CDショップ店員であり理系大学院卒である所長yu-saが大好きな音楽を研究したり紹介したりするblog

Official髭男dismの「アポトーシス」の意味は?曲との関連は?

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みなさんこんにちは、yu-saです。

今日はOfficial髭男dismの名曲「アポトーシス」の意味についてまとめてみました!

なかなか専門的な言葉も多かったのですがわかりやすくまとめてみたつもりなので是非読んでみてください!

それではみていきましょう!

 

今日のおすすめ記事①「Official髭男dismがベストアルバムを出す!?根拠や発売時期を予想してみた!」

yu-sa-music.hateblo.jp

 

 

 

さて、まずはこちらを。

アポトーシス


www.youtube.com

こちらはOfficial髭男dismの最新アルバム、『Editorial』のリード曲「アポトーシス」です。

リード曲だけあって本当にいい曲ですよね。

その人気は再生回数が物語ってくれています。

 

でも、ちょっと待った。

この”アポトーシス”って言葉、どういう意味だ?

 

そう思ったので調べてみました。

その結果はこちら。

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個体の組織の成長の過程で、プログラム化された細胞死をいう。胎児の指が、指と指のあいだの細胞が死ぬことで生ずるのがその例。自然現象であって、事故による細胞のネクローシス(壊死(えし))と区別される。

 

以上、Weblio辞書より引用

----------------------------------------------------------------------------

 

 

…。

 

なるほど、わからん。

こういうのは一度に一気に読むとわからないものです。

昔誰かが言っていました。

頭がいい人の書く文章はわかりづらく書いてある。

 

一つ一つ読んでいきましょう。

『個体の組織の成長の過程で』

組織は中学の理科の授業でやった記憶があります。

「同じ系統の細胞が集まって一定の働きをする細胞のあつまり」のことを指すのでした。

例えば筋組織や神経組織といったりしますね。

そしてこれらの組織が集まって肺や心臓などの器官になるのでした。

 

要は、同じ系統の細胞が集まって一つの役割を果たすための組織になる成長の過程ということでしょう。

 

 

『プログラム化された細胞死をいう。』

さぁ、困ったぞ。

プログラム化された細胞死ってなんだ?

細胞があらかじめ死ぬようになってるってこと?

 

さらに調べてみました。

特にわかりやすかったのはweblio辞書のこの説明。

----------------------------------------------------------------------------

「細胞の自殺過程」を指す。生理的および病理的要因から損傷した細胞など、その細胞が不要になった時点で、生体内の細胞環境を保つ(ホメオスタシス)ために死ぬようにプログラムされている。 

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例として上がっていたのはオタマジャクシの尻尾でした。

オタマジャクシの尻尾は成長と共にカエルになるために短くなっていきますよね。

あれは細胞が自殺、アポトーシスしていっているんだそうです。

そもそもオタマジャクシの尻尾は水中で泳ぐために必要ですが、蛙になって陸上に上がると必要なくなりますよね。

要は用済みなわけです。

その用済みな尻尾をずっと残していたところで無駄なエネルギーを消費するだけです。

そこで、用が済んだ尻尾の細胞にはどんどん死んでもらって、生物として長く生存していこうという策略なんだとか。

 

これがなんと遺伝子の設計図にあらかじめプログラムされているというから驚きです。

 

 

なんとなく意味がわかりました。

でも、じゃあなんでその曲がこんないい曲のタイトルに?

 

実はこの曲、歌詞を見てみるとわかるのですが、限られた人間の命の営みを地球のプログラム細胞死になぞらえて描いているのです。

人間を地球の細胞として捉え、あらかじめ死ぬことはプログラムされているんだと。

「さよならはいつしか確実に近づく」「訪れるべき時が来た」「やっと少しだけ眠れそうだよ」

まさにアポトーシスを表現している曲だということがわかります。

 

深っ!!!!!

よくそこまで考えて曲を書けるなぁと本当に脱帽です。

どこからこんなアポトーシスという言葉を拾ってくるんでしょうね。笑

凄すぎる。

 

これを知った上でまたライブや演奏を聴くと新たな気づきがあるかもしれませんね。

 

 

今日のおすすめ記事②「Official髭男dismマイナー曲10選!未発表の曲も?」

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今回も最後まで読んでいただいてありがとうございました!

楽しんでいいただければ幸いです。

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