UVERworldは「EN」で間違いなく新しい時代に足跡をつけた。
みなさんこんにちは、yu-saです。
今日は先日MVも公開されたUVERworldの「EN」という楽曲について想いを述べていこうと思います。
しばしお付き合いください。
今日のおすすめ記事①「UVERworld 11thアルバム『30』レビュー！タイトルの意味は？」
今日話すのはこの曲。
UVERworldの「EN」。
2022年1月11日にMVが公開されましたが、この曲自体が初めて公開されたのは2020年年末に遡ります。
2020年12月20,21日。
新型コロナウイルス蔓延により多くのライブが中止していた中、徐々にその制限が緩和されていた頃。
UVERworldも約1年ぶりのライブを横浜アリーナで行うことが決定していました。
そのライブの前夜、UVERworldのボーカルTAKUYA∞さんのInstagramで数曲の新曲の一部が公開されたのです。
そこで公開されたのは「来鳥江」「SOUL」「HOURGRASS」「Teenager Love」、そして「EN」でした。
当時公開された部分はサビに入る前の叫びからサビに入る瞬間くらいの数秒間。
なんだかメッセージ性が凄そうだ、くらいにしか思っていませんでした。
それがまさか、ここまで多くの人の心を揺さぶる曲になるとは…。
この時公開された5曲は当然，その後の12月20,21日のライブで演奏されました。
中でも「EN」は二日間、昼夜公演全てのライブで最後の曲として披露されました。
未発表曲をライブの最後に演奏するというチャレンジングなセットリストながら、ライブ後の反響は大好評。
UVERworldのライブを後にしたcrewたちの感想は「ENやばい」「ENで泣いた」「ENがすごすぎる」と、「EN」に対する反響ばかり。
それだけファンの心に刺さる楽曲だったということがわかります。
では、なぜそこからMVの公開まで1年もかかったのか。
それは、2020年年末時点ではまだこの曲は未完成だったからです。
この曲歌詞のメッセージ一つひとつ、伝え方が入念に考えられています。
現に、2020年年末のライブ時と、2021年6月、9月、そしてリリース時と細かな歌詞が変わっています。
例えば、私の記憶にはなりますがちょっと例を挙げてみます。
たしか2020年年末時点の一部の歌詞はこうでした。
来世ではどんな恋をし どんな職に就きたい？
それを明日から目指せ！
それがリリース時にはこう変わります。
来世ではどんな人を愛し どんな職に就きたい？
それを今日から始めればいい
伝えたいメッセージは似たものでも、伝え方ひとつを入念に練られたことがわかりますね。
他にもたくさん、以前はあった歌詞や新しく追加された歌詞があります。
気になる方は以下の方のTwitterを参考に比較してみてくださいね。
UVERworld 『EN (Full ver.)』
— 魑魅魍魎 とうや (@Touya_69Trigger) 2021年8月21日
2021.8/20(Fr.) Mステにて歌詞更新 pic.twitter.com/1sMkpgNEmF
『 EN 』の歌詞みてたら自分の思い悩んでることってホントにちっぽけだな。
— 魑魅魍魎 とうや (@Touya_69Trigger) 2021年5月11日
なんか、泣けてきた..... pic.twitter.com/uerE1VIATT
この曲はUVERworldにとっても大きな挑戦だったと思います。
今までにないスタイルの曲。
ライブで活きる曲だからこその収録して公開することの難しさ。
MVにはMVならではの演出があります。
2番の一部が、MV撮影時の実際の音声で作られているのです。
これは、ライブで活きる曲の良さをどうMVに込めるか試行錯誤した結果だと思います。
また、音源化するにあたりTAKUYA∞さんはこの曲の収録のために3日間かけ、収録を終えた頃にはあの鋼の喉も潰れたんだとか。
ライブだけで聴ける曲にするのも一つの手だったと思います。
この曲の良さを100%残したまま音源化するにはあまりにも障壁が多い。
でも、実現してくれました。
その背景にはやはりこのコロナ禍で沈んだ世の中、人々の背中を押すためだと思います。
UVERworldだからこそできる音楽で、本当に数多くの人たちの心をどん底から引き上げてくれました。
間違いなく、新しい時代に足跡をつけたといえるでしょう。
I'm gonna go,go
Are you gonna go?
今日のおすすめ記事②「【ライブレポート】UVERworld TAKUYA∞生誕祭2021！今年も横アリで生誕祭🔥」
今回も最後まで読んでいただいてありがとうございました！
楽しんでいいただければ幸いです。
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