ライブのスクリーンの映像、少し音より遅れてない?あれには実は大きな意味があるって知ってました?
みなさんこんにちは、yu-saです。
みなさんは大きなライブやコンサートに行った時、スクリーンの映像と音のずれが気になったことはありませんか?
実はあれ、ラグがあるわけではなくわざとやっていること、知っていましたか?
今日はそんな豆知識をご紹介!
しばしお付き合いください!
今日のおすすめ記事①「ライブ前の白いモヤ、実は大きな意味があるって知ってる?」
大きなライブやコンサートに行った時のスクリーンとはこれのことです。
ライブ会場で見ていたりライブDVDなどを見ていると、スクリーンの映像が音声よりも若干遅れている場面を見たことがありませんか?
あれ、実は映像の処理にラグがあるわけではなく、わざとやっているそうです。
ではなぜそんなことを行う必要があるのでしょうか?
みなさんは光と音の速度がどれくらいかご存知でしょうか?
光の速度はだいたい30万km/sと言われています。
つまりこれは一秒間に30万kmの速さで進むということで、1秒間に地球を7周半回る速さと比喩されることが多いです。
一方、音の速さはだいたい340m/sです。
二つの速さを比較すると光の速さは音の速さの88万倍です。
そう聞かれると結構速さにも違いがあることが実感できますよね。
光と音、どっちも早いことには変わりないんでしょ?と思った方。
実はこの速度の違いが超重要なんです!!
というのも、大きな会場ともなるとステージから一番後ろの席まで100m以上にのぼることもあります。
横浜アリーナであれば約70m、東京ドームだと約140m、幕張メッセだと約180mという距離になります。
光の速さであれば、これでも一瞬でお客さんの元へと届くのですが、音の速さに関してはお客さんの元に届くまで0.5秒はかかってしまうことになります。
これでは、スクリーンを見る(スクリーンしか見えない)後ろの方のお客さんは、映像より音声が0.5秒くらい遅れて届き、ずっと違和感を覚えながらライブを見ることになってしまいます。
0.5秒と聞くと誤差だと思う方もいるかもしれませんが、0.5秒は一秒の半分です。一般的に、人間の話す速度は1秒間で6,7文字と言われています。
つまり、この0.5秒の間に3,4文字ズレが生じ、1単語くらい遅れて音が耳に届くということになります。
そう聞くと結構違和感がありそうですよね。
では、これを解決するためにどうするか。
そう、映像を少し遅らせるんです。
スクリーンを見るであろう後ろの方の人が映像と音にズレがないよう、映像をあえて遅らせているのです。
前の方の人はスクリーンの映像よりもステージの方を見ることが多く、後ろの方の人はスクリーンを見ることが多いので、この方式にすることでより多くのお客さんがライブを楽しめる、という仕組みなわけです。
いかがでしたか?
普段ちょっと気になるような、言われてみればそんな気がするような。
そんな細かいことにも実は大きな意味があったんですね!
今日のおすすめ記事②「イヤホンつけすぎ注意!音楽好きがなりがちな病気と対処法!」
今回も最後まで読んでいただいてありがとうございました!
楽しんでいいただければ幸いです。
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