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元CDショップ店員であり理系大学院卒である所長yu-saが大好きな音楽を研究したり紹介したりするblog

ヒゲダン、sumika、ミセス、話題急上昇中のPOPバンド、違いを徹底解説!!

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 みなさんこんにちは!

 

今回は最近話題の爽快ポップバンドについてご紹介したいと思います!

 

その爽快ポップバンドとは…

Official髭男dism(通称ヒゲダン)

sumika

Mrs. GREEN APPLE(通称ミセス)

の3組です!!

この3組は特に最近人気がうなぎのぼり、どれか一つのバンドが好きなら他の二つのバンドも絶対好き!!といっても過言ではないくらい、共通のファンが多いです。

 

 

 

でも、ちょっと待った!!!

 

確かに似たポップバンドだけど、本当に同じにしていいの?

私の意見は絶対NO!!!

 

 

 

まとめられがちなこの3組ですが、この3つのバンドにはそれぞれ色があり全然違う!!!

 

今回は、この3組のライブだけでも40回を超えるライブに参加させていただいてきた筆者が、それぞれのバンドの特徴やテーマ、ライブの楽しみ方を徹底解説します!!

 

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【目次】

 

 

 

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この記事を書くことにした動機

改めて、今回私がこの記事を書いた動機について話させていただきます。

先日、こんな記事を読みました。

realsound.jp

私は緑黄色社会も「Bitter」や「またね」が出たときにすごく気に入って、CDショップに紙ジャケの二枚のCDを買いに行ったくらい好きです。

ただ、やはりタイトルでsumika、ヒゲダン、ミセスと直接関係のないバンドをこうやって並べて目を引くのはいかがなものかと。

どのバンドも大好きですが、まるで同系列のように並べられてあんまりいい気がしませんでした。

それぞれのバンドにはそれぞれの特徴や良さがあるのに、それをひとまとめにされてしまった気がして

なので今回、私なりにそれぞれのバンドの良さを解説する記事を書こう!と思った次第です。 

それではみていきましょう。

 

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Official髭男dism

ヒゲダンの愛称で親しまれている彼ら。2012年、島根県で結成された彼らは2018年4月にリリースした「ノーダウト」でメジャーデビュー、一躍音楽界では知らない人はいない人気アーティストに急成長しました。

 

そして一般の人に広く知られるようになったのは2019年5月にリリースした「Pretender」。この曲からヒゲダンを知ったという人も少なくないのではないでしょうか。

 

同年7月には熱闘甲子園のテーマ曲となる「宿命」をリリース。

 

今もファンを獲得しつつ急成長を遂げ続けるヒゲダン。

紅白出場も果たした彼らの音楽の特徴は一体なんなのでしょうか。

 

ピアノサウンドと転調を掛け合わせたPOPS

ヒゲダンの特徴といえば、何と言ってもピアノ! 

ヒゲダンの人気曲といえば、「ノーダウト」「Pretender」「宿命」だと思いますが、「ノーダウト」のイントロや「Pretender」のBメロ、「宿命」のAメロは特にピアノが印象的なパートだと思います。

 

 

また、曲の途中で何度も転調することも大きな特徴と言えます。

例えば初めて「Pretender」を聞いた時のことを思い出してみてください。

サビを聴き進めていく中で(あれ?そこ下がるの?あれれ?あーーなんか聞いててきもちいい!!)みたいに感じた方はいませんでしょうか?

こうした転調が聞いている人を飽きさせずに興味を惹き、口ずさんでみたくなるメロディを生み出しているのです。

 

 

ヒゲダンの歌詞の楽しみ方!

ヒゲダンの歌詞にはひとつ、大きな特徴があります。

それは、「」です。

「グッバ 君のうんめのヒトは 僕じゃな」(Pretender)

 

「「平等だ」って嘘つい 頭を撫でられ喜ん
 いい子になんてならないで!
 調子に乗って出しゃばっ 火を付け回る異端なスター」(異なスー)

 

「What's Going On? イメージしよう 最高の世界」(What's Going On?)

 

わかりますか?

言葉の区切りが同じ母音を繰り返すような歌詞になっており、ヒゲダン独特の色を表現していると感じますね!

これらの韻があることで歌いたくなるサビやフレーズ、ライブで乗りやすい空気感を作り出しているのでしょう。

これらはあげ出すとキリがないので、是非皆さんご自身も曲を聴きながら探してみてください!

 

合わせて読みたい「絶対に笑えること間違いなし!聴くだけでコミックバンド10選!!」

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sumika

sumikaは2013年に結成され、今年で8周年を迎えたバンドです。

途中でキーボードコーラスの小川さんの加入や、ボーカルの片岡さんの声が出なくなり一時活動休止に追い込まれるなどの出来事がありました。

 

そして片岡さんの復帰後初の作品がみなさんご存知「Lovers /「伝言歌」」です。

Loversといえば、sumikaを代表するヒットソングの一つですし、「伝言歌」といえばライブのクライマックスや最後の曲で感動的にライブを終わらせる、ファンにとって宝のような曲です。

その2曲が両A面シングルとしてリリースされたという出来事は、非常に大きな力をこめたsumikaの意志を感じられます。

 

Lovers/「伝言歌」(DVD付)

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2018年4月には「Fiction e.p」をリリース、収録曲の「フィクション」はアニメの主題歌に採用されるなど、sumika知名度をさらに上昇させた楽曲です。

 

 

 

 

sumikaの特徴

では、sumikaの特徴はなんなのでしょうか。

 

某情報番組に取り上げられた際には「キラキラポップ」と揶揄されるほどキャッチーで飲み込みやすいメロディーが第一に挙げられます。

そして二つ目。私がsumikaを好きな理由の一つはここにあるのですが、キラキラなメロディーとそこに乗った切ない歌詞とのギャップです。

 

 

例を挙げて説明してきましょう。

 

sumikaのMVやライブ映像をまとめた記事はこちらから!再生回数ランキングも!

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sumikaの初期からあり、ライブでもよく演奏される「ソーダ」という曲に注目しましょう。

 

聴いてみればわかると思うのですが、非常にPOPでソーダのように弾ける爽快感があるサウンドになっていると思います。

ところが、歌詞に注目してみると

ソーダ 泣いちゃいそうだ 君を思い出せば しずくが飛び散りそうだ』

ソーダ 僕の思いは 色味がある甘ったるくて醜いソーダ

切ない思いが浮き彫りになると思います。

 

 

これは私の主観なのですが、sumikaの恋愛に関する楽曲は大きく二つに分かれると思います。(これが全てというわけではありません)

1.好きな人が好きで好きでたまらないけど思いを伝えられない、奥手だけども勇気を振り絞ってみる(みた)人の恋

2.相手が自分のことを好きではないと分かった上で、相手のことを気にしてしまう切ないの恋

 

1に当てはまる曲は、少し前までのライブ定番曲である「カルチャーショッカー」、「坂道、白を告げて」、「いいのに」、「「伝言歌」」などがあると思います。

 

とくに「「伝言歌」」のエピソードを知っている人は共感してくれるかな?ちなみに「伝言歌」の「」は封筒を表しています。

そのことについては以下の記事でも触れているのでそちらも是非読んでみてください!

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2に当てはまる曲は「ソーダ」、「Summer Vacation」、「まいった」、「アネモネ」、「下弦の月」、「Traveling」、「あの手、この手」などがあると思います。

とくにゲストボーカルにシンガーソングライターの吉澤嘉代子さんをお招きして男女の価値観の差を二つのパートに分けて表現した「あの手、この手」は是非聴いて欲しい楽曲です。

 

 

キャッチーなメロディーだけでなくそこに隠された歌詞の意味をしっかり噛みしめてみると、sumikaの世界にどっぷりはまっていただけるのではないでしょうか。

 

 

音楽に対する姿勢

初めてsumikaの曲を聴いた人やMVを見た人はsumikaに対してどんなイメージを持つでしょうか?

 

多くの人は「なんか楽しそう」みたいな感想を持つと思います。

 

それは非常に的を得ていると思います。

 

 

sumika音楽に対する姿勢やライブをやる意味をよくMCで話しています。

sumikaのライブに来れば、日頃の嫌なことも忘れて

 帰るときには少しだけでも気持ちが前向きになれる」

「また辛くなったらsumikaのライブに帰ってきて

 家のような場所として迎えいれたい」

 

もちろん、それぞれのツアーに目的やテーマがあるのでこれが全てではないです。

 

ですが、僕自身sumikaのライブに20回以上行っていて、毎回幸せな気持ちを分けてもらって帰ります。本当に幸せですよ。行ったことない人は一度フェスでもいいので体験してほしいくらいです。

 

素敵でしょ?笑

 

少しでもsumikaに興味が湧いた人は、一度ライブに足を運んでみてください。

 

こうした音楽に対する姿勢は価格設定自由の「Dress farm」 という企画にもよく現れていると思います。

気になる方は是非そちらも読んでみてくださいね!

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sumikaの前身バンドbanbiについては以下の記事に詳しく書いてあります。

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Mrs.GREEN APPLE

「ミセス」の愛称で特に中高生に人気のMrs.GREEN APPLE。2013年に結成され、2015年メジャーデビュー。

 

ミセスの代表曲といえば、メジャーデビュー曲のうちの一つ「StaRt」や、ドラマ『僕たちがやりました』のオープニングテーマ「WanteD! WanteD!」、映画『青夏 きみに恋した30日』の「青と夏」が挙げられます。

 

 

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メジャーデビュー当時のVo.大森元貴(通称もっくん)の年齢はなんと驚愕の18歳。

全ての楽曲の作詞作曲を手がけているというから驚き。

さらに今世に出ている曲の一部は中・高校生のときに作った曲というからさらに驚き。

どんな人生歩んだらこんな楽曲を中学生が作れるんだと思ってしまいます。

 

 

そんな天才的な彼らの魅力はどこにあるのでしょうか。

以下で詳しくみていきましょう。

 

合わせて読みたい「大学生に大人気のバンド17選!絶対に外せない!」

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ハッと気づかされるブラックな歌詞

先ほども述べましたが、ボーカルギターの大森さんは非常に若いです。

ですが人生何周かしてきたのかな、って思うくらい人の気づかないことや目を背けたくなってしまうことをストレートに歌詞にのせています。

 

知らぬ間に誰かを傷つけて 人は誰かのために光となる」 (パブリック)

「ゆらゆら 運ばれて 無神経に育ったお前らが嫌い

 ふかふか 気持ちいいな そりゃそうだろう 苦労は周りが背負ってんだ」(VIP)

「貴方の愛しい胸に その葛藤がある限り

 この世も諦めることなく 微笑みかけるでしょ」(CONFLICT)

 

個人的な感想ですが、特に初期の曲にこういった傾向が強い気がします。

Vo.の大森元貴さんも一度ライブのMCで

「一時期、曲を作ろうとするとどうしても暗い部分や見たくない部分に目を向けた悲しい曲が多くなってしまった。」(要約)

 と言っています。

それが嫌になりとんでもなくハッピーな曲を作ろうとした結果生まれた曲が「サママ・フェスティバル」なんだそうで。

私自身、この曲のMVがYouTubeで公開されたタイミングをリアルタイムで追っていましたが、大森さんもMCで言っていた通りなかなか荒れていました。(・・;)

 

このライブは映像化もされています。(ENSEMBLE TOUR〜ソワレ・ドゥ・ラ・ブリュ〜)

ご興味ある方はぜひ。

 

 

 

爽快感ある青春ロックや思わず体が動くダンスミュージックなど表現の幅が広い

ミセスの魅力といえば、なんといっても曲の幅の広さです。

「青と夏」のような爽快青春ソングもあれば「うブ」「WHOO WHOO WHOO」のようなダンスミュージック、「Love me, Love you」のようなミュージカル調の曲や、「僕のこと」のような金管楽器をふんだんに取り入れたロックバラード、「庶幾の唄」のようにフルートを入れた曲…。

挙げ出したらキリがないくらい曲の幅が広く、聴いていて飽きることがありません。

リリースされる曲がその都度あたらしい世界を見せてくれます。

そして、どの曲もとても素晴らしく心を揺さぶってくれること間違いなしです。

ミセスはメジャーな曲しか知らないというそこの貴方!!!

ぜひ、カップリングやアルバム収録曲も聞いてみてください!!

ミセスの沼にどっぷりとハマること間違い無いでしょう!!

 

合わせて読みたい「人気拡大中!若手ロキノンバンド15選!未来のミセスやドロス!?」

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現在Mrs.GREEN APPLEは活動休止中

現在、Mrs.GREEN APPLEは活動休止中となっています。

”フェーズ1完結”を宣言し、事務所独立・新プロジェクトの立ち上げを発表しており、新たなフェーズに向けて水面下で準備を進めている状態です。

そして先日、2022年に”フェーズ2”として活動再開することを発表しました!!

どのように進化を遂げたのか、非常に楽しみですね。

筆者も活動復活を心待ちにしております!

 

 "フェーズ1"の集大成として発表したベストアルバムはこちら!

 

 

 

 

ヒゲダン、sumika、ミセスの音楽を聞くおすすめの方法!!

みなさんはAmazon music Unlimitedがとんでもないキャンペーンを行っていることをご存知ですか?

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しっかり解約すれば一切料金を引かれることなく、です。

どうしちゃったAmazonさん。笑

 

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おわりに

以上、話題沸騰中の3つのバンドについて、筆者の個人的な意見として違いを述べさせていただきました!!

以下がでしたでしょうか?

これらはもちろん、私個人の意見です。

人によっては「ここも彼らのよさだよね!」「ここ説明してくれないなんてわかってない!!」など思う方もいるかもしれません。

そういう方はぜひコメント欄で意見を教えてください!!!!

ぜひ、コメント欄は皆さんで好きにお話ししてくれたら幸いです。

 

他にもsumikaやバンドについていくつも記事を書いておりますので、気になる方は以下のページから是非読んでくださると嬉しいです!!

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